結城まつり体験ウォーキング(2004/11/14)
11月14日に、JR東日本「駅からハイキング」企画の「紬のふる里 結城まつり体験ウォーキングの道」に参加してきました(^^)
企画の概略は↓こんな感じ。(「駅からハイキング」HPより)
■紬のふる里 結城まつり体験ウォーキングの道■

随所に城下町の風情を残す街並みを散策。当日は「紬のふる里結城まつり」も開催。
●所要時間/ 約6時間(施設での見学時間等含む)
●歩行時間/ 約1時間45分(施設での見学時間等除く)
●歩行距離/ 約4.7km
※ 結城紬資料館入館料が無料!
※ 結城酒造(株)、(株)武勇にて地酒試飲サービスがあり♪
(昼食は各自持参)
受付時間は9時~11時。
おすすめの電車案内がパンフレット等にありましたが、上野を8:36に出て宇都宮線利用小山経由で結城に10:12着。
当日は曇り空で気温もだいぶ低め、「散歩日和」という感じではありませんでしたが、ちょうど去年の今ごろフランスの寒空の下を1日中歩いていたことを考えればどってことないか~(どんよりした寒々しい空もそれはそれで晩秋の風情)などと思いながら、電車に乗ってやってくる人たちで混雑するまえにということで10時スタート目指して受付場所の結城駅北口へと向かいました。

受付場所は北口の情報センター前。(写真右のほうにちょこっと人だかりが^^)
予想通りまだひとけはありませんが、受付の人(ボランティア?)からルートの詳細な地図や結城のパンフレット、千代紙で折った人形(しおり?)、「駅ハイ」バッジなど一式をいただきました。

↑これは家に戻ってから写真をとったもので、ちいさな千代紙の入れ物に入った楊枝は途中ゲットしたものです(^^;

いただいたものの中には、なかなか立派な通行手形が。
同時開催の結城まつりに参加するためのもののようです。(こんなものまで作っていたのか、結城市!)

今回のルートを地図でみるとこんな感じ。(駅からハイキングのパンフレットより)
受付でいただいた地図は、部分部分でもっと詳細なものがついていました。
街中には要所要所にボランティアの人が立っていて、道案内をしてくれていました。
受付でもらった青い地図がかなり目立つので、それをもって歩いているだけで「こんにちは~」とか「だいじょうぶですか?(^^)」と声をかけられました(^^ゞ

なのに、しょっぱなから間違えて違うルートに行ってしまいました( ̄ー ̄;(住民なのに。。。)
間違えてうっかり行ってしまった「雪光稲荷」。
この左がちょうど踏み切り(水戸線)なので、よく図書館(情報センター内)に行く時に通ったりしています( ̄ー ̄)。

間違えたとはいえ、大きくルートをはずれたわけではなかったのですぐに正規ルートに復帰、ひとつ目のポイント「公民館」に到着!
公民館は結城まつりの会場になっていて、結城紬作品展などが開催されている他に隣の浦町児童公園では青空市が開催されていました。

笠間焼きのお店も出ていました。(笠間は結構近い)
絵付け体験もできるということだったのでやる気まんまんだったんですが、だれも「体験」してる人がいなかったので(係の人もいなかったような)わたしも遠慮しておきました(^^;

公園内では、地元青年会の屋台もたくさん出ていて、かるめ焼きやべっこうあめを一生懸命作っている姿がほほえましかったです(^^)
売上の一部は、中越地震の義援金として寄付するという張り紙がしてありました。
みんなが被災した人たちを気にかけていて、こんなささやかなところでも「助け合い」がされているんだなぁ~とこころがちょっと暖かくなりました(´▽`)。
他にも、地元の野菜やお米、名産の落花生なども売られていました。
落花生は300g入りで700円!(うーん高い!)
でも、試食したらとてもおいしかったので、お土産に一袋買っていきました(^^)
公園の隣は、二つ目のポイントの健田須賀(たけだすが)神社。
祭神は武淳川別令(たけぬかかわわけのみこと)と素戔鳴尊(すさのおのみこと)です。


元は須賀神社といって小山氏が京都の祇園社(八坂神社)を勧請したものを結城氏が勧請し、明治3年に神仏分離により健田神社等と合祀されたということです。


敷地内では菊祭りも開催されていました。
ここでちょっと寄り道。
結城まつりのメイン会場、大町通りへ!

ここは「体験・異空間エリア」という副題(?)がついていたんですが、行ってみるといきなり関所が。
ははぁ~ん、もらった通行手形はここで使うのね!と思ったのはいいけどだれも提示している人はおらず。
結局通行手形がなくてもフリーパスなのでした(笑)
関所には武将の格好をした人たちがたむろっていましたが、全国各地から集まった人たちだそうで、それぞれ好きな武将の格好をして町を練り歩いていました(^^)
(それぞれハンドルネームがあるそうで。。。もしやオフ会?)

ここは紬の問屋が軒を連ねる通りで、古い建物が多く味わい深い町並みです。
薬屋さんも、こんな感じ↑(^^)
問屋さんも、この日は特別公開ということで中に入れるようになっていました。

ここでは、日本各地のさまざまな踊りも披露されることになっていて、11時からは山形県長井市の「黒獅子舞」が披露されました。(じつは、これを見るのも計画にいれて10時スタートにしていたのです ̄ー ̄v)
台の上に獅子頭が置いてありますが、白いのを着た人たちが獅子の中に入り、黒い服に化粧まわしを締め、長い棒を持った人が暴れる獅子を制するのだそうです。

いよいよ獅子舞スタートーっ!

たまにこんな風にとぐろを巻きます( ̄ー ̄;なんで?

そもそも、こんなに長いんです。。。獅子。
獅子っていうか、へび?(いや、獅子のはずなんだが。。。)

獅子舞は舞いながらときどき口をぱくっぱくっとします。
ぱくぱくされたら、頭を垂れておとなしくぱくぱくされましょう。縁起がよいそうです。
ちなみに、この写真の人たちは寄付をしたようで、特別にぱくぱくしてもらっていました( ̄~ ̄)ずるいっ。

獅子と一緒に通りを練り歩いて反対側の関所までくると、こちらには火消しが使う道具が並べられていました。
大町通りでは、紬のはぎれやおしるこ、甘酒の販売などもされていましたが、酒かすではなく麹だけで作ったというつぶつぶ入りの甘酒はおいしかったですよん(^o^)

全国から集まった武将たち。中越地震の被災地からきたという人や、カナダからという外人さんまでいました!
彼らには、この後いろんなところで会うことに。。。
この後、問屋さんの中を見てあるいているといつの間にか4つ目のポイント結城紬資料館「手緒里」に。
(裏から入ってしまったらしく、最後に出たところが資料館の入り口でした^^;)
本日は入場無料ということで、中に展示してある紬の数々を拝見してきました。
紬というと、私の中では地味なイメージだったんですが、いろいろな柄があってかなりおしゃれなものも多く、「認定品」には重厚な雰囲気漂う認定証がつけられていました。

さて、次のポイント結城小学校へ。
小学校の周りには築地堀がめぐらされています。
堀の銀杏はまだ青かったですが、黄色く色づいたらきれいなんだろうなぁ~~

小学校入り口。中はかなり広かったです。
ここをつっきり、次は源翁和尚(げんのうおしょう)の墓へ。

源翁和尚の墓は結城百選のひとつ。このようなしるしが立てられています。

源翁和尚は、玄翁玄妙(げんのうげんみょう)、源翁能照(げんのうのうしょう)とも言われ、越後の国に生まれ、山陰・関東・奥州の各地で曹洞宗の寺院を開山した人で、那須野が原の殺生石(九尾の狐の化身)を杖で砕いて人々を救ったことでも有名です。亡くなったのは陸奥国の示現寺だそうですが、こんなところにお墓があったんですね!

次のポイントは安穏寺。
正式には「結城山大寂院安穏寺」という曹洞宗のお寺です。
律宗の寺院を、さきほどの源翁和尚が禅宗に改宗して中興開山したそうです。
こんな立派なお寺があるなんて、今日歩いてみるまで知りませんでした(^^;

お次は妙国寺。
駅からハイキングのポイントには、こんな風に「超」目立つ看板が立っています(^^;

妙国寺は室町初期の創建の日蓮宗のお寺で、早見晋我の墓と与謝蕪村が晋我の死を悼んで詠んだ詩碑があります。

鬼子母神を祀ったお堂もありました。

開基は妙国院日宣。
なんだか立派な像がありました。
ここでまたちょっと寄り道して住吉神社へ。
「大骨董市」が行われているらしいんですよ~~。

途中、立派な看板の紬問屋がありました。大町通りの他にもたくさんこういう建物があるんですね。
わたしが住んでるのは線路の反対側で比較的新しく開発された地域なので、こっちのほうとはぜんぜん雰囲気が違います。このへんは、古い町並みが残っていて落着いた雰囲気。
実家のある草加も、松尾芭蕉も立ち寄った(立ち寄ったというか、瀕死になって辿り着いた^^;)という古くからの宿場町ですが、ちょっと雰囲気が似ているかも(^^)

住吉神社に到着!
大。。。骨董市。の、はずですが、いまいちショ。。。いや、規模がこじんまり。
青銅を磨いたような昔の「鏡」など面白いものもありましたが、「なんでも鑑定団」で「ざんねーーーん!」と言われている姿を想像して手は出さないことに。
他にもコケ玉(ミズゴケで根をくるんで丸く仕上げた植木)なんかもありました。
コケ玉は、いま家で枯れる寸前なのでこれもまた手を出さないことに(-_-)
とりあえずおばちゃんが焼いている屋台のやきそばを買い、池の脇のベンチでお昼にすることにしました。
池の立て看板を読むと「死んだ魚を見つけたら市に連絡してください」
。。。住職がそのままナマゴミとして捨てるんじゃないのか?
(家に帰って話したら、鯉ヘルペスとかあるからじゃない?とのこと)

さて、正規のルートに戻ってお次は弘経寺(ぐぎょうじ)へ。
こちらは浄土宗のお寺で、結城秀康(結城家18代)の長女松姫の菩提寺だそうです。

お寺のお庭も、手入れされていて立派です!

別の門のほうへ抜ける途中、振り返ってみるとこんな感じ。
かなり広いお寺でしたが、松姫御霊屋、延寿堂、輪転経蔵、砂岡雁宕(いさおかがんとう)の墓、与謝蕪村・砂岡雁宕句碑などがあるとのことです。

さて、次は結城酒造!
「地酒試飲サービス」に期待がふくらみますっ!!

こちらも、いままで見てきた建物に負けず劣らず歴史を感じさせる建物。
慶長元年(1596)創業の老舗です!

「どうぞおはいりください」という「てんしゅ」からのメッセージにこころがなごみます(´▽`)
中におじゃまして、まずは蔵の見学から。

お酒が造られているところへの入り口には注連縄が。神聖な場所なんですね。

奥のほうには大吟醸の樽が。
アルコール17%、日本酒度+4、っていう意味かな?

見学を終え、いよいよ試飲タイム♪
結城酒造さんからは「富久福」などのお酒が出ていますが、今回はしぼりたてのあらばしりをいただきました!
(たぶん^^;とりあえず特別のだったのはたしか)
なめらかでとてもおいしかったですぅ~(´▽`)

帰り際、入り口わきをふと見ると出荷間際のお酒たちが並んでいました。
天井からは、新酒の到来を告げる杉玉が下がっています(^^)

お次は武勇。またまた酒蔵です♪
こんなにたてつづけに試飲をしていて平気だろうか。。。

武勇さん入り口。
こちらは慶応2年(1866)創業と結城酒造より300年ほど新しいですが、それでも十分老舗!
風格あります!

お店の前のショーウィンドー。
代表作はやはり「武勇」。このお酒は地元の人にも評判がいいようです(^^)
中に入ると、まずは甘酒のサービスが。
武勇の酒粕で作ったようです。(酒粕も販売されていました)

こちらはちょうどお酒を仕込んだばかりということで製造場所の見学はできないとのことでした。
扉の向こうは倉庫のようでしたが、こちらにも注連縄が。

倉庫の手前には昔使っていた井戸があり神様が祀られていました。
(今は酒造りには使っていませんが生活用に活用しているとのことです)
試飲の前に、さきほどいただいた甘酒をすすぐために仕込み水が配られ(本当に無味無臭のお水で水道水とは全く違いました!)、2種類のお酒をいただきました。
純米大吟醸(たぶん)の武勇と、茨城のお米・麹・水で作った特別醸造のお酒です。

ここにも立派な杉玉が。
あと一週間ほどすると、武勇の新酒が飲めるようになるそうです(^^)
ちなみに、仕込みが終わったあとなら、事前に連絡すればお酒を造っているところを見学させてもらえるそうですよ♪
(とても感じのいい酒蔵のおばあちゃんがもうしわけなさそうに説明してくださいました。)

次のポイントは孝顕寺(こうけんじ)。
曹洞宗のお寺です。

入っていくと、まず目に入るのが立派なお庭!
ここだけ見ると、ちょっとお寺には見えないですね(笑)

永正12年(1515)に玉岡の地に創建され元は永正寺といわれていたのが、結城秀康によって今の場所に再建され孝顕寺という名前になったそうです。

別の出口から出て次のポイントを目指そうとしたら、こっちには立派な門が。
もしかして、わたし裏側から入っていたのね。。。( ̄ー ̄;いきなり庭だったもんな。
お次は称名寺(しょうみょうじ)。
またしても、どうみても裏側としか思えないところから入りますっ( ̄▽ ̄;だって近いし。

敷地内は工事中の建物(本堂?)があってちょっと落着かない雰囲気でしたが、いきなりこんなもの(碑?)が出てきてなにか由緒ありげです。

碑(?)の奥にはだれかのお墓らしきものが。
結城朝光(ともみつ)のお墓があるらしいので、きっとそれ。

工事中の本堂も、ちょっとだけ営業中。
この画面の外は、足場やらブルーシートやらですごい状態です。

大町通りで大活躍だった武将のみなさんも、任務を開放されて観光中!
このお寺にはボランティアのガイドさんがいて(駅からハイキングをやっていたからでしょう)、武将のみなさんに説明をしていました。
(わたしはじゃまにならないように朝光さんのお墓のあたりにいました^^;)

敷地を抜けていざ次のポイントへ。
やはり帰り際のこっち側が入り口だったか!(右のほうには結城百選のしるしが。。。)

お次は秋葉糀味噌醸造。
こちらも天保3年(1832)創業の老舗です。

こちらでは「美味しい味噌汁作り講座」が楽しめるとのことでしたが、とりあえず入るとこちらの糀で作った甘酒がふるわまれました。(本日甘酒3杯目です ̄ー ̄;)
糀だけでお砂糖は入れていないそうですが、とっても甘くて美味しかったです~~
もしかすると、大町通りで飲んだ甘酒はここが出していたのかな?(同じ味)

さて、いよいよお味噌汁。
「カンだけではだめ!ただしい作り方を知って、それからカン」みたいな言葉が絵入りで書かれた大きな看板がありなんとなくスパルタの気配を感じましたが、各自味噌汁を作るのは時間がかかる(だしと具と味噌などが並んでいて自分で正しい割合を考えながら作れるようになっていました)ということで、作ってある模範解答のお味噌汁をいただくことに。
ルートが一緒になってしまったようで、こちらでも武将集団と一緒でした( ̄ー ̄)
(腰にさした刀が味噌汁をひっくりかえしそうで結構危険だった。。。)

次のポイントは常光寺。
金明山と書いてあるのは、正式名称が「金明山天照院常光寺」だから。
それにしても、お寺が意外と多いのにびっくり。
古くからの町だからなんでしょうか。
前に住んでいた千駄木(谷中)もお寺が多かったけど、お寺に縁があるのだろうか。
(実家もお寺のそば)

金仏さんとよばれている大仏像。
裏側にはなにやらいろいろかかれていましたが、あれはなんだったんだろう???

境内。
こちらは時宗のお寺でお祭りとあわせて寺宝特別公開中!
お庭で湯茶接待(500円)もあります。

本堂の手前に、仏像いっぱいのこんなコーナーが。
右にいる白い顔のひと(神様?)がとってもコワかったです。

こんなお堂も。
なんだか盛りだくさんです。

さて、特別公開の寺宝を拝見しに奥の建物へ。
お座敷に机が並べられ、仏像などがいろいろと並べられていました。
これは掛け軸の下にちょこんとおかれていたもので、一番気に入ったから写真にとってみたんだけどもしかしたらただのお寺の備品?

これはぜったい寺宝でしょう!
涅槃仏の掛け軸。
お宝を満喫し、そろそろ駅に戻りましょう。
行きに間違えて通らなかったルートは、ここで通るので問題ないのだ( ̄ー ̄)
「空き店舗を利用した」という観光物産館(なんだかちょっと物悲しい)に立ち寄ると、お茶のサービス。
中には繭をかたどったお菓子や児童公園で買った落花生、さきほど立ち寄った秋葉糀味噌さんの味噌などがありました。
へ~こんなのがあったんだ、と眺めていたら「よかったらノートに名前を書いていって」とすすめられてしまいました。
どこから来たんですか~と言われ恐縮しながら「すいません、結城なんです。。。」と答え、申し訳ないついでに「結婚して最近こちらにきたもので、町の様子を知るために駅からハイキングに申し込んでみたんですよ」と説明してしまいました( ̄ー ̄;
そうしたら、「あらまあ!結城にきてくれたのね!」となんだかとっても喜んでいただき、「この裏にここの住所とか書いてあるから、ほらなんかのときに覚えておくといいかもしれないし(^^)」と、千代紙で作られたきれいな楊枝入れ(楊枝1本入り)をいただきました。
今度里帰りするときに、ここで落花生をお土産に買おうかな(^^)
何時の間にか14時をまわり、出発からかれこれ4時間。
最後に、スタート地点の情報センターのすぐ前にある観光物産センターへ。
ここにも結城のお土産品が各種あり、結城の企業(三菱マテルアルはアルミ缶を作っているそうな)の紹介や結城や近隣地域の紹介パンフレットなどが置かれていました。
観光ボランティアさんはここで観光案内のお手伝いをしているそうですので、結城の町に来たら立ち寄ってみるといいかもしれませんね(^^)
車で迎えに来てもらって家に帰ると、もう15時。
秋というより冬を感じる寒い1日でしたが、観光ボランティアの方や地元の青年会、お祭りスタッフや準備万端のJR東日本さんのおかげで、とても楽しい充実した1日が過ごせました(^^)
いい町だな、結城!
今度は今日行ってない城跡のほうにも行ってみよーっと♪
















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